思い出もっと、 とっておき体験 高松市

思い出もっと、とっておき体験

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和三盆づくりと木型工房見学
香川県のかわいいおみやげといえば、和三盆のお干菓子。口に入れると、ほろほろとほどけるような口あたりがおいしい和菓子です。
そんな和三盆のお干菓子を、自分の好きな色と形で型打ちできる体験ルームがあるのをご存知ですか。菓子木型の工房も見学できますよ。

高松市街から、ことでん長尾線に乗って花園駅で下車。または、レンタサイクルの利用も便利です。住宅街の中を進み、看板を目印に「豆花」へ。

のれんをくぐると、不思議な空間が広がっています。菓子木型やかわいらしいオブジェがあちこちに飾ってあり、潜水艦の中に来たような気分になります。

笑顔で出迎えてくださる上原さん。豆花のオーナーで、すぐ近くにある「木型工房市原」の職人・市原さんの娘さんでもあります。

体験は和三盆の型打ちか練り切りを選べます。
この日体験したのは和三盆の型打ち。一度の体験で、12~13個ほどのお干菓子を作ることができるのだそう。体験では、季節のおすすめの中から好きな形を選びます。伝統的な形から肉球などかわいらしいものまで形はさまざま。

手をきれいに洗ったら、上原さんのレクチャーを受けながら、いざ体験開始!
まずは砂糖に色を付けます。色水を霧吹きで吹きかけて。霧吹きをしたら、手のひら全体を使ってしっかりと色を混ぜていきます。混ぜ終わった砂糖は網で裏ごししましょう。裏ごしをすることでなめらかな口当たりになります。砂糖が乾いてしまう前に、手早く作業を進めます。
指でギュギュっと砂糖を詰めたら、いよいよ型を外します。緊張の一瞬。
きれいなお干菓子ができあがりました!
できあがったお干菓子は、お抹茶と一緒にいただくことができます。
口に入れてびっくり、作りたての味は格別です。とてもしっとりとなめらかで、すっと溶けてなくなっていきました。
 
日持ちして軽い和三盆のお干菓子はおみやげにもぴったり。自分で作ったものとなれば、より話に花が咲きそうです。
 
豆花で和三盆の型打ち体験をしたあとは、木型工房市原を訪ねてみましょう。作業をしていることもありますので、見学する際は一声かけるようにしてくださいね。
 
工房奥のギャラリーにずらりと並んだ木型は圧巻です。お気に入りが見つかったら、ぜひ市原さんに色々質問してみましょう。
「明るく元気に前向きに!」がモットーだという市原さん。「いや」という代わりに「ワイパーワイパー」と手を振る名物しぐさを見られるかもしれません!職人さんらしからぬ、ユーモアたっぷりで楽しいお方です。
 
世界各国の茶道家から木型の注文があるそうで、ギャラリー内にはこれまでに作ったという木型が並んでいます!大きいものは、落雁に使われるのだとか。

全国でも数人しかいないという菓子木型職人。貴重な手仕事とそのお人柄に、ぜひ触れてみてください。心に残る思い出になること、間違いなしです。

※工房の見学をご希望の方は事前にご予約ください。なお見学は、豆花で体験をした方・木型を購入希望の方に限ります。

豆花
営業時間 10:00-17:00
定休日 木・臨時休業有webサイトを要確認
住所 香川県高松市花園町1-9-13
電話番号 090-7575-1212(予約受付専用・二日前まで)

費用目安
和三盆型打ち体験/練り切り体験
大人 各1,500円 15歳以下 各1,000円
和三盆型打ち体験と;練り切り体験
大人 2,500円 15歳以下 2,000円

(豆花で体験、または木型購入希望の場合のみ)
木型工房市原
営業時間 見学は要予約
必ず事前に電話またはwebサイトよりご連絡ください。
住所 香川県高松市花園町1-7-30
電話番号 087-831-3712
 

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